◆管理人T-FTA(てぃー・えふた)紹介

幼少の頃から物語を考えたり、漫画のキャラクターなどを作るのが好きでした。小学生の頃、SFC用ソフト「ファイナルファンタジー5(1992)」「ファイナルファンタジー6(1994)」「クロノ・トリガー(1995)」をプレイしたことがきっかけで、音楽・映像・物語・キャラクター・ゲーム性が調和しひとつの形となった「ロールプレイングゲーム(RPG)」という表現方法に魅せられます。

僕がよく使っているエンターブレイン社のPC用ゲームコンストラクションツールである「RPG Maker」シリーズは、2005年のある日、たまたまインターネットをやっていて知りました。そこから生み出された作品の多彩さとクオリティの高さに驚き、自分でも作品を作ってみたいと思うようになります。そして翌2006年に当ウェブサイトの前身サイトを立ち上げ、何度かの休止を経て、2020年にゲーム公開サイト「えふたらぼ」をリニューアルオープンしました。

世の中にゲームエンジンはいくつかあり、有名どころでは「Unity」の名前が挙がるかなと思いますが「2DタイプのRPG」を作りたいなら「RPGMaker」はかなりオススメだと思います。理由としてはエディタが分かりやすく初心者にとっつきやすい作りでありながら、プログラムのコードを自分で追加・改変できるため、上級者の期待にも応えられる点にあるかと思っています。


◆人生の転機 ~カナダ・バンクーバーへ~

一度、仕事で精神的に追い込まれ退職した経験があります。後になって振り返ればその挫折がきっかけだったのでしょうが、海外に興味を持ち、英語の猛勉強を始めました。最初は基礎からやり直し、やがて専門書を英語で読んで勉強するまでになりました。英語の勉強も一段落し、2017年、以前から興味のあったカナダに行き、二年近く異国で暮らしていました。最初は日本人も多いブリティッシュコロンビア州・バンクーバー、最終的には日本人が誰もいない山奥や郊外の町でラズベリーやブルーベリーを収穫したり、羊や鶏の世話をしていました(ある意味、放浪の二年間でしたが、ホームシックにもならずひたすら楽しかったですね。また海外を旅してみたい)。

帰国後は英語に関連した仕事に就きつつも、他の仕事も平行して進めています(在宅含む)。端から見れば「変わり者」かもしれませんが、その方がかえって「自分らしい」人生だなと今では素直に思っています。大学卒業後は自分を「日本社会の基準」に無理に合わせようとして、それはそれはもうストレス過多で精神がボロボロになりました。「周りがこうしているんだから、自分もそれに合わせなきゃ」とか強烈な吐き気と不眠に襲われても「自分が弱いからだ」なんて思ったりしてね。でもそれは違う。そんな生き方が「自分に合ってなかった」だけ。同じような悩みを抱えている人がもしいたら、声を大にしてこう言いたい「周りの目を気にせず、自分に合った生き方を探そうぜ」と。カナダでの生活が自分を劇的に変えてくれたなと、つくづく思っています。

さて、もしこれを読んでいる人が人生に行き詰っていて、海外に興味があるのなら、バンクーバーなどにお試しで二~三ヶ月暮らしてみたらひょっとすると人生観が変わるかもしれません。現地に永住している日本人にインタビューしに行くと「色々辛いことがあったのに、今は本当に人生を楽しんでいるなあ」とか「40歳手前から未知の分野を勉強して、新しい仕事を始めたんだ!」というような面白い人と出会えて、視野が圧倒的に広がります。もちろん多様な人種の方々から学ぶもよし。僕は海外で暮らす前は、バンクーバーは「異国だし、遠いなあ」と思っていたけれど、今は「直行便も多いし、飛行機に乗って、本を読んで寝てりゃすぐに着く」くらいの感覚しかありません。バンクーバーは自然も多いし素敵な町ですよ。あまり好きじゃないという人もいるけれども、僕はバンクーバーが大好きですね。少し物価が高いけれども、それでもバンクーバーを活動の拠点にしたいくらい。興味のある人で、もしどうしても合わずにホームシックになったら、その時は帰ってくればいいだけ。海の外に出たら戻って来れない時代じゃないんだから。

こうした経験をした僕が最近思うのは「人生、やり直しがきかない」と思い込んでいる人は「人生、やり直しがきかない」と思い込んでいる人の間で暮らしているからだということ。「人生、何度でもやり直せるぜ!」と思ってハッピーに暮らしている人の間に挟まれば「まあ、またやり直せばいいか」と思えるようになりやすいです(もちろん本人の努力も必要です)。人間とは、とかく周りの環境の影響を受けやすいもの。僕自身、ちょっとシンドイな…と感じるときもありますが、そういうときはカナダの写真を見て、元気を取り戻します。「まあ、なるようになるさ。今の自分よりもっとシンドイ状況から立ち直った人も多いんだし。」そんなふうに思えますね。

カナダへ行った経緯について詳しく書く

せっかくですので、ここでより深くカナダに向かった経緯について書こうと思います。

上でも少し書きましたが、ちょうど2014年から2015年にかけて、仕事や将来についてかなり悩んでいた時期がありました。その時にインターネットで調べものをしていたところ、とあるブログが目に入ってきました。そのブログは「サンシャインプロジェクト(美和からの手紙)」。カナダ西部、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに本社を置く留学エージェント会社「ウェストコーストインターナショナル(以下WCI)」の代表である細越美和さんが書かれたブログです。
かねてより

「日本人の多くは仕事でストレスをためすぎており、それがきっかけで精神を病んでしまったり、あるいは経済的に追い詰められている人も多いのではないだろうか」

「そして追い詰められた人々を「自己責任」という形で、さらに追い込んではいないだろうか」

という疑問を持っていた僕は、サンシャインプロジェクトに関する美和さんのブログに感銘を受けました。ちょうど僕がそのブログを読んでいたとき、これも一種のタイミングなのかもしれませんが、東京・青山にあるカナダ大使館で「留学フェア」が開かれており、そのためにバンクーバーから美和さんが日本に来るとのことでした。僕はWCI様にメールを送り、留学フェア当日にカナダ大使館で美和さんと短い間でしたが、お話をすることができました。それがきっかけで、カナダに行ってみたいという強い興味を持つようになったのです(ちなみにカナダ大使館では基本的に毎年秋と春に、留学フェアが行われています。入退場は自由・無料です。詳細はカナダ大使館のページをご確認下さい)。

美和さんと話をしてから一年ほどが経過し、渡加に必要な資金等にも目途がたったころ、僕は東京・青山にあるWCI日本支社に面談の申し込みをしました。そこで様々なお話をし、お試しもかねて「ワーキングホリデー」で行ってみてはどうかというアドバイスを受けることとなります。その後ビザ取得の手続きをし、そのまま続けていれば「いわゆる安定した道」に繋がっていたと思われる仕事を辞め、僕は2017年の1月初旬に、バンクーバーに飛び立つこととなりました。迷いは全くなかったです。なにしろそのまま仕事を続けていたところでいつか限界が来るだろうことは、よく分かっていたからです。

さて、カナダで様々な経験をしたのは上に書いた通り。
特に僕が印象的に思ったのは、バンクーバーに住んでいる人の多くは他人の目を気にせず、のびのびと生きているということ(僕の目にそう映っただけで、もちろんそうでない人もいますよ)。平日の昼間に「イングリッシュベイ」や「キツラノビーチ」と呼ばれる海岸沿いでのんびり楽しそうに過ごしている人を見ると他人の思惑やペースに振り回されるのではなく、自分のペースで人生を生きればいいんだなという気になってきます。なお僕はカナダ東部にあるトロントには行っていませんが、トロントに住んでいた人の話を聞く限りでは、トロントとバンクーバーにはかなり差があるらしいですね。トロントの方が大都会で、バンクーバーのダウンタウンは例えば東京などと比べると小さいことも、おそらく影響しているのではないかと思います。

また僕の考え方が大きく変わったのは、いわゆる「引きこもり問題」について。近年は特に「中高年の引きこもり」が社会問題化していますが、僕は引きこもってしまう人は決して「ただ働きたくないだけの怠け者」ではなく、多くの場合、人間関係に躓いてしまい、そこで外で働くということに対して激しい恐怖を感じてしまったり、あるいは何かのきっかけで自尊心を失って、そこからだんだんと社会との関りを持ちづらくなってしまった結果、引き込まざるを得なくなった方が多いように思います。少しずつ世の中が変わって来ているとはいえ、いまだ日本社会は年齢にうるさく、一度ブランクがあるとなかなかそこから脱し辛いことも、それに拍車をかけているでしょう。僕自身は引きこもった経験はないけれども、仕事で悩んだりすることはあったため、長期にわたって引き込まざるを得なかった人の苦しみは、もちろん完全とはいきませんが、想像できるような気がします(おそらく自分自身に価値を感じられない無力感と、経済面の不安が大きいかもしれません)。

世の中に様々な考え方があってよいとは思いますが、僕個人の意見としては「引きこもり」に対して「自己責任」と、ただ冷たい視線を投げかけるだけでは、今以上に多くの方が社会に参加することができなくなると思っており、それは日本社会全体を見てもとてもよいこととは思えません。子供ならともかく、成熟した大人ならば自分の行動に対して一定の責任を持つのは当たり前だとは思いますが、それを承知の上でも、過度な「自己責任」を推し進めていくのは、社会の一構成員として少々冷たい態度のような気がしています。たとえ今の自分の身が健康で何も問題はなくとも、長い人生の中、予想もつかない時期に想像できないほど追い詰められてしまうこともあるでしょうし、そもそも何より、人は自分一人だけの力で生きているわけではありません。何歳になってもやり直せるという気持ちを持つ人が一人でも増えたら、世の中全体が活性化していくし、そこからよい影響が与えられて、自分にもまた活力が沸いてくる。残念ながら、これは逆もそうだと思っています。あくまで僕個人の意見だけれど「落ちぶれてしまった人たち」の傷口にさらに塩を塗りこんでいくような行為は、長い目で見たら、結局のところは自分の首を絞める行為につながっていくのではないかと僕は考えています。

カナダ生活を通じて色々な人と出会い、多くの人に助けられました。「ファームステイ」という、ある意味「無銭旅行」と呼べるようなことができたのも、僕を受け入れてくれた温かいホストファミリーの存在があったればこそです。様々な経験をさせていただく中で、多様な考え方ができるようになったことは自分の財産であり、それを思うとカナダに行って本当によかったと思っています。僕はワーキングホリデービザを利用して渡加しましたが、これからワーキングホリデーを考えている人は、僕個人の体験から言わせて頂きますが、かなりオススメです。周囲から何か小言を言われてもあまり気にしないで、自分の直感を信じたらよいと思います。大切なのは「他人がどう思うか」ではなく「自分がどうありたいか」です。

何だか僕のようなヘンテコな変わり者が偉そうなことを書きましたが^^;
何らかの形でこの文章が刺激となりましたら幸いでございます^^

※注:念のため書いておきますが、僕はカナダ渡航の際にWCI様にお世話になっただけであり、WCI様と直接関係があるわけではありません(もちろんスタッフ等関係者でもありません)。「えふたらぼ」の活動とWCI様は一切関係ありません。

オススメ!バンクーバーのヨガのサイト!

僕がバンクーバーに住んでいたとき、よくこちらのヨガクラスに通っていました。ArisaさんとTomoさん、お二方ともとても穏やかで素敵な方です。バンクーバーでは公園でヨガをやっている人をたびたび見かけます。バンクーバーにお立ち寄りになった方は、試してみてはどうでしょうか。

カナダギャラリー(撮影は2018年)


◆座右の銘

山本五十六

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず

◆好きな言葉

“Any fool can criticize, condemn, and complain—and most fools do.”(Dale Carnegie, How to win friends and influence people) (どんな愚か者だろうが批判したり人をこき下ろしたり、不平不満を言う事ができる。そして大抵の愚か者はそれをやるものだ) デール・カーネギー「人を動かす」(訳はT-FTA)

「誰とでも親しく挨拶を交わしなさい。ただし、相談するのは千人の中の一人に限ること」(新約聖書)

「批評とは無私を得んする道である」(小林秀雄)